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第2章 オノマトペに関する先行研究
2.1 はじめに
従来、音韻·形態·統語·意味などの観点からオノマトペの研究が進んでおり、通時的研究や対照言語学的研究もある。そして、近年は、日本語教育、認知言語学の分野でもオノマトペ研究への関心が高まっている。本章では、オノマトペ研究の中で、本研究と関連があるものを取りあげて概観する。2.2節では、オノマトペの定義と分類について確認する。2.3節では、オノマトペの音韻·形態的特徴と統語的特徴について見る。音韻·形態的特徴において、主に「CVQCVri」型の特徴、統語的特徴において、「オノマトペ+スル」動詞、いわゆる擬態語動詞の分類を取り上げる。2.4節では、オノマトペの多義性及び共感覚比喩に関する先行研究を取り上げる。2.5節では、本章のまとめを行う。先行研究の問題点を指摘した上で、本書の課題を整理する。